世の中には多くの潜在意識や無意識を変えて
夢の実現やお金持ちになりましょう!
といった本があふれていますが、、、
そもそも、
潜在意識と無意識って何が違うの?
この違いを認識している人はあまりいません。 潜在意識や無意識については科学的な 研究が進み、心理学や神経科学の分野で 理解が深まってきています。 しかし、多くの人の認識にはまだ迷信的なイメージ や誤解が存在するケースがたくさんあります。
意識の領域
まず、
私たちには「意識の領域が3つ」あります。
それは、
①(顕在)意識
②潜在意識
③無意識
です。
(ちなみに、仏教では意識は8つあります)
意識は、日常的に意識している思考や感情ですが、
潜在意識と無意識は意識していない領域になります。
今回は、潜在意識と無意識の違いや特徴、
潜在意識や無意識を変える方法についてお話しますね。
潜在意識と無意識の違い
潜在意識と無意識は、どちらも人間の
心理の領域であり、微妙な違いがあります。
潜在意識は、意識の表面に出てこないが、
人間の行動や感情、思考に影響を
与える領域のことを指します。
無意識は、人が意識することのできない
領域であり、自律神経系や生命維持機能
など人間が生きる上で必要な身体的な機能を制御しています。
つまり、
潜在意識とは
意識の表面に出てこないが意識の影響を受ける領域
無意識は、完全に意識から外れた領域
であると言えます。
潜在意識と無意識の特徴
潜在意識と無意識には、
以下のような特徴があります。
- 記憶の保存
- 意志の反映
- 言葉よりもイメージ
- 抑圧された感情
- 時間の流れを無視
- 人間の行動や感情を制御する
- 非現実的な領域
- 記憶の保存
- 顕在意識に反映される
- 個人差がある
潜在意識と無意識を変える方法
潜在意識や無意識は意識の外に
あるため、直接変えることはできません。
しかし、自己暗示やイメージトレーニング
などの方法を用いて潜在意識をコントロール
することができます。
また、無意識を変えるためには、
心理療法などの専門的な治療が
必要となることもあります。
人間が潜在意識や無意識を
直接的に変えられない理由は、
これらの(心理)領域が
複雑な機能を担っているためです
潜在意識は
人間が受けた刷り込みや習慣化された行動、
個人的な信念などが、深層心理に定着した状態を指します。
このような概念やイメージは、
長期間に渡って蓄積されたものであるため、
意識的に変更することは容易ではありません。
無意識は
生命維持機能や感情の調節など、
人間が生きる上で必要な自律的な機能を担っています。
そのため、意識的に制御することはできず、
直接的に変えることもできません。
しかし、
潜在意識や無意識を間接的に
変えることは可能です。
自己暗示やイメージトレーニング、心理療法、
マインドフルネスなどの方法を用いることで
潜在意識や無意識に働きかけ、
変化を促すことができます。
これらの方法は、
潜在意識や無意識の深層心理にアプローチし
自分自身を客観的に見つめなおし、自己認識を
高めることができるため、私達が変えること
ができる方法の一つと言えます。
潜在意識を変える方法
自己暗示を使う
自己暗示は、
潜在意識に働きかける方法の一つです。
自己暗示を繰り返すことで、
潜在意識にポジティブなメッセージを
送ることができます。
例えば、「私は自信がある」という
言葉を繰り返すことで、潜在意識に
自信を持つことをイメージさせることができます。
イメージトレーニングを行う
イメージトレーニングは、
自己イメージを改善するための
トレーニング方法です。
自分自身が目標を達成したときの
イメージを具体的に描き、繰り返すことで
潜在意識にポジティブなイメージを
インプットすることができます。
無意識を変える方法
心理療法を受ける
無意識的に働く領域であるため、
直接変えることはできません。
心理療法を受けることで、
無意識にある問題やトラウマを
解決する場合があります。
マインドフルネスを実践する
マインドフルネスは、
今の状況に集中することで無意識的な
反応を減らし自己認識を高める方法です。
マインドフルネスを実践することで、
自己意識が高まり、無意識にある反応や
感情を自覚し、コントロールすることができます。
目には見えないけど、大切なもの
潜在意識と無意識は人間の心理の
領域であり、微妙な違いがあります。
今回のお話をまとめると、
潜在意識や無意識を変えるためには、
自己暗示やイメージトレーニング、
心理療法、マインドフルネスなどの方法を実践して、
自分自身の潜在意識や無意識を理解し、
適切な方法を用いてコントロールすることで、
より健康的な心理状態や生活を手に入れることができます。
目には見えない潜在意識や無意識の理解を深め、
人生に役立つ実践や行動をしていければ幸いです。