【数霊の世界⑤】数に潜む力

数にはそれぞれ性質や意味があります。
1〜9までの数に潜む力をひとつひとつ
注意点とともに解説していきますね。

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数が持つ力

今回のテーマは「数字の表す性質」です。

数霊は数学とは異なる独特の世界だと
言う事はお解りいただけたと思います。

今回はさらに独自の世界を覗くことになります。
そこで予め注意点をお話しします。

数霊は各数字が異質な性質を持っています。

「1」と「2」は全く異質なものです。

極端な例で言うと「人間」と
「飛行機」のようなものです。

数学では「1」に何かを加えたり、
引いたりして別の数字にすることが出来ます。

でも「人間」に何かを加えたり、
引いたりしても「飛行機」にはなりませんね。

数学では「1」を元に
変化させたものが「2」や「3」です。

数霊では「1」とは全く関係の無いものに
変化したものが「2」や「3」なのです。

数霊では「1」「2」「3」・・・と、
それぞれの数字の性質には繋がりもなく、
互いに比べる事もできないものだと思って下さい

「身長は?」

そう聞かれても「人間」ならば身長があります。

しかし「飛行機」には身長なんてありません。

このように、それぞれの特徴を
同じ土俵で比べることができないのです。

それを前提に読み進めてください。

数霊の基本数

1 2 3 4 5 6 7 8 9

※(10 11 22 33)を
含めてカバラでは13種類

それぞれの数字には深い意味が隠されています。

ここではフォローしきれない部分もありますので、
概念だけを列挙いたします。

数霊1〜現象のはじまり〜

「1」は始まりを暗示しています。


始まりといっても何の始まりかは
前後の流れで解釈をしなければいけません。

●一番の根源は宇宙の始まりです。

●一年の始まりは元旦です。

恋の始まりもありますね。
仕事の始まりもあります。

このようにあらゆる現象の始まりが「1」なのです。

数霊2〜陰と陽〜

「2」は分ける暗示です。

自然界のあらゆるものは対立しています。

「分ける」という意味から概念を浮かべてみると
以下のキーワードが導きだされます。

「科学」「対立」「分別」「善悪」「男女」
・・・など

「1」が神の世界なら「2」は人間界といえるでしょう。

数霊3〜まとまり〜

「3」は小岐路(小さな分かれ道)を暗示しています。

「3」は成就、完成、基本という意味もあります。

「陸・海・空「「朝・昼・晩」
「過去・現在・未来」「上・中・下」

このように「3」で括る、まとめる心の癖があります。

「石の上にも三年」「三日坊主」などもそうですね。

数霊4〜四位一体〜

「4」は四位一体(潜在意識)を暗示しています。

荒御魂(アラミタマ) 和御魂(ニギミタマ)
幸御魂(サキミタマ) 奇御魂(クシミタマ)

「顕在意識」「個人的無意識」
「集合無意識」「宇宙意識」

蘇生 完全状態(1+2+3+4=10)

4の裏数字は10
4は宗教界でもっとも使われる数字です。

「四天王寺」「水瓶座」「女」

数霊5〜ど真ん中〜

「5」は中心を暗示しています。

中心から以下のキーワードが浮かび上がります。

「調和」「バランス」「中庸」
「自然力」「ゼロ磁場」

また、数霊の世界には「0」がありません。

しかし、
「0」は完全に消えてしまった訳ではありません。

ものの中心は「0」地点なので「0」の
中に「5」が隠れていると解釈します。

つまり「5」と「0」は密接な関係にあるのです。

仏教的には「無」は「0」
でなく「空」という概念です。

「無」と「有」は一体なので「空」と表現しました。
数霊的には「0」の中に「5」を有してる意味です。

数霊6〜神秘の数字〜

「6」は中岐路(中程度の分かれ道)を暗示
しています。

「6」は神秘数、完全数と呼ばれています。

(1+2+3+4+5+6=21=3)

(1+2+3=6)

還暦 60歳
覇権国 60×2=120
3方陣 15=6
十干十二支 60種類
タロットカード 78枚=7+8=15=6
第六感
六神通
男厄年 42=4+2=6
女厄年 33=3+3=6
七五三 7+5+3=15=6

数霊7〜完成と再生〜

「7」は現象の変化のひと塊を暗示しています。

裏数字では10になり
「完成」(ひとまとまり)という意味です。

七福神 七宝 ラッキーセブン 七癖
七曜日 七音階 7チャクラ 七色

再生(繰り返し)と言う意味もあります。

ラッキーセブンというのは、
負け組が今度は勝ち組に回るという意味です。

勝ち組は負け組に回るので
ラッキーセブンではありません。

数霊8〜森羅万象〜

「8」は縁起を暗示しています。

「8」の解釈は「0」と同じく
難しいので簡単にしておきます。

易経は8×8の64卦で森羅万象を占います。

八百万の神、仏教曼荼羅の世界など8は
古来より森羅万象を表す数字とされてきました。

この数霊の世界シリーズも8回になっています。

これは膨大な数霊の知識を、
あえて8回に絞ってポイントを解説するためです。

8回に絞ることで無理なく、無駄なく
数霊の基礎的な全体像をお伝えできるからです。

数霊9〜極みの数〜

「9」は究極を暗示しています。

「終わり」「最後」「破壊」
「消滅」「悟り」などの意味です。

神道契払いの歌108文字 
除夜の鐘108回 数珠108粒ですね。

アメリカのバブルが弾けたのは2007年でしたね。

「9」の年です。

翌年の2008年は「1」の年です。

リーマンショックと共に国際社会は
新たな混迷の一歩を踏み出しました。

数に善悪なし

簡単ですが「1」から
「9」までの性質を見てきました。

これらは性質に過ぎません。

善も悪もありません。

私達は善と悪の二元論に
慣れ過ぎてしまいました。

刃物は料理にも使えるし、殺人にも使えます。

刃物の性質に善悪はありません。
数霊も同じです。

それを忘れないようにしてくださいね。

では、次回は数字の性質を
実際に読み込む練習をしてみましょう。

それでは。

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