【数霊の世界②】お釈迦様の悟り

数霊を深く掘り下げていく前に、
数を掘り下げましょう。

学校で学んできた算数や数学と
数霊の世界は全く違います。

まずは感覚的にでも「数」とは
何かに触れていきます。

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「無」とは何か?

今回の数霊の世界のテーマは「無とは何か?」です。

「無とは何か?」

数学や物理学は、それを深く突き詰めぬ
まま発展してきてしまいました。

これに対し、数霊では古来より
「無」を根源と考え発展してきました。

近代、数学や物理学の世界で学問としての
行き詰まりが感じられるようになりました。

それは、

すべての現象が「無」に
行き着いてしまったからです。

そして行き詰まりを打開するために
「無」に関する研究が急速に進められました。

そして、現代物理学は宇宙の根源が
「無」であることに行き着いてしまったのです。

奇しくも古来より数霊の世界で用いられた
考え方と同じ結論を導き出したのです。

お釈迦様の悟り

「無」とは何か?

物理学にとってこれは難題です。

専門誌「ニュートン」は「無とは何か?」
という特集を組んでいるぐらいです。

とりあえず東洋的発想で
「無」を思索してみましょう。

「無」=0

「有」=1

インド人は「0」を発見しました。
「0」は作ったのでなく発見したのです!

「無」というものが「有る」という概念です。

「無」と「有」は対立概念ですが、
本来「無」と「有」は一体です。

「無」の存在を認識出来るのは「有」があるからです。

「有」の存在を認識出来るのも「無」があるからです。

お釈迦様は「色即是空・空即是色」
と諭しておられます。

数霊と数学の違

デジタル信号は
「0」「1」の二進法です。

東洋思想では「陰」「陽」です。

コンピュータは「0」「1」の
組み合わせで、あらゆるものを表現しています。

東洋の易経では「陰」「陽」の
64の組み合わせで森羅万象の変化を表現しています。

「数霊」は森羅万象を
数字の意味で解釈していきます

だから直感を必要とします。
(数字の意味は後で詳しく説明していきます。)

数字の意味を知っても現象と
符号しなければ「数霊」は役立ちません。

「数霊」は「知識」ではなく
「知恵」を働かせる必要があります。

数学は覚えたら解答できますが、「数霊」は
体験を積み重ねて洞察力を養わねばなりません。

「数霊」を学ぶときは
「数学」の頭を切り替える必要があります。

数学とは違うまったく異質の世界だからです。

「数霊」の考え方に慣れるしかありません。

「数学」のように理路整然とした
学問ではないからです。

分かりやすい例で言えば職人の勘と同じような物です。

卓越した職人の創りだすものには論理的な
理屈を超越した職人の勘が決め手になりますね。

大工で言えば、材木の産地や木目の細かい違いから、
加工の方法を絶妙に変化させます。

体験や経験から導き出された洞察力のなせる技です。

次回から少しずつ「数霊」の
数字に関する考え方を見ていきましょう。

焦らずゆっくりと数霊の世界に慣れてください。

それでは。

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