数霊を深く掘り下げていく前に、
数を掘り下げましょう。
学校で学んできた算数や数学と
数霊の世界は全く違います。
まずは感覚的にでも「数」とは
何かに触れていきます。
「無」とは何か?
今回の数霊の世界のテーマは「無とは何か?」です。
「無とは何か?」
数学や物理学は、それを深く突き詰めぬ
まま発展してきてしまいました。
これに対し、数霊では古来より
「無」を根源と考え発展してきました。
近代、数学や物理学の世界で学問としての
行き詰まりが感じられるようになりました。
それは、
すべての現象が「無」に
行き着いてしまったからです。
そして行き詰まりを打開するために
「無」に関する研究が急速に進められました。
そして、現代物理学は宇宙の根源が
「無」であることに行き着いてしまったのです。
奇しくも古来より数霊の世界で用いられた
考え方と同じ結論を導き出したのです。
お釈迦様の悟り
「無」とは何か?
物理学にとってこれは難題です。
専門誌「ニュートン」は「無とは何か?」
という特集を組んでいるぐらいです。
とりあえず東洋的発想で
「無」を思索してみましょう。
「無」=0
「有」=1
![](https://mindfulness-zen.com/wp-content/uploads/2023/01/abstract-g51ff299a4_1920-1024x724.jpg)
インド人は「0」を発見しました。
「0」は作ったのでなく発見したのです!
「無」というものが「有る」という概念です。
「無」と「有」は対立概念ですが、
本来「無」と「有」は一体です。
「無」の存在を認識出来るのは「有」があるからです。
「有」の存在を認識出来るのも「無」があるからです。
お釈迦様は「色即是空・空即是色」
と諭しておられます。
![](https://mindfulness-zen.com/wp-content/uploads/2023/01/meditation-g6d2844f73_1920-1024x683.jpg)
数霊と数学の違い
デジタル信号は
「0」「1」の二進法です。
東洋思想では「陰」「陽」です。
コンピュータは「0」「1」の
組み合わせで、あらゆるものを表現しています。
東洋の易経では「陰」「陽」の
64の組み合わせで森羅万象の変化を表現しています。
「数霊」は森羅万象を
数字の意味で解釈していきます
だから直感を必要とします。
(数字の意味は後で詳しく説明していきます。)
数字の意味を知っても現象と
符号しなければ「数霊」は役立ちません。
「数霊」は「知識」ではなく
「知恵」を働かせる必要があります。
数学は覚えたら解答できますが、「数霊」は
体験を積み重ねて洞察力を養わねばなりません。
「数霊」を学ぶときは
「数学」の頭を切り替える必要があります。
数学とは違うまったく異質の世界だからです。
「数霊」の考え方に慣れるしかありません。
「数学」のように理路整然とした
学問ではないからです。
分かりやすい例で言えば職人の勘と同じような物です。
卓越した職人の創りだすものには論理的な
理屈を超越した職人の勘が決め手になりますね。
大工で言えば、材木の産地や木目の細かい違いから、
加工の方法を絶妙に変化させます。
体験や経験から導き出された洞察力のなせる技です。
![](https://mindfulness-zen.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06845-1024x575.jpg)
次回から少しずつ「数霊」の
数字に関する考え方を見ていきましょう。
焦らずゆっくりと数霊の世界に慣れてください。
それでは。