意識の方向性ひとつで「今」が
瞬間で変えられます。
人生をコントロールするには、
潜在意識をコントロールすることです。
意識の方向性
未来の目標に合わせながら
現在の行動を制御していく
※陰から陽へ
過去の行動から生じた結果を
原因にして未来の目標に向かうと
目標との誤差が大きくなりやすい。
今が悪いのに未来が
良くなるはずがありません。
理想の未来を描いて、
今を修正するから未来がよくなるのです。
未来から現在を見ているのと、
現在から未来を見ているのとでは
「意識の方向性」が違ってきます。
![](https://mindfulness-zen.com/wp-content/uploads/2023/01/sign-g475602ace_1920-1.jpg)
視点が違うと出来上がる
「人生設計図」も違ってきます。
過去から今をコントロール
人生という大きなテーマだと分かりにくいので、
一日の行動計画に置き換えて考えてみましょう。
目標は休日に「ショッピングに行く」
というテーマにします。
当然ながらその日の起床から一日が始まります。
ところが朝起きてから自分が
思っていた通りにことが運びません。
人生も同じで自分の思い通りに
ことが運びませんね。
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早朝に友人から食事のお誘いがあったり、
子供に急遽遊びに行こうとせがまれたり、
体調が悪くなり出かけるのが辛くなったりと、
いろいろ状況が変化してきます。
(物事には変化はつきものです)
状況の変化によって生じた結果を原因にして
「ショッピングに行く」のに無理が生じてきます。
そこで友人のお誘いを断るか、
子供の欲求を無視するか、一日中
家にいて休養するかの選択に迫られます。
次々に起こってくる状況変化に
対処するだけで精一杯になります。
「ショッピングに行く」どころではありませんね。
その結果、ショッピングはそのうち時間が
ある時に行こうということになります。
「そのうち、そのうち」といって
月日が流れて行きます。
あなたの人生はこのようになっていませんか?
未来から今をコントロール
一方、未来の目標に合わせながら
現在を制御したらどうなるのでしょうか。
先ほどの例でいくと、
友人と食事するのはショッピング
できる近くの場所で約束して、
食事の前後の時間を利用して買い物をする。
また、友人との条件によって
子供も一緒に連れて行くこともできます。
体調が悪ければショッピングはネット上で
済ませ友人を自宅に招いて食事を共にしたり、
子供と一緒にゲームを
楽しんだりすることも可能です。
ここに書いたのはあくまでも一例です。
視点が変わると手段方法が
変わってくることの例をあげたにすぎません。
![](https://mindfulness-zen.com/wp-content/uploads/2023/01/山から観る景色-1-1024x682.jpg)
未来が今を制する
もう一度、陰陽論に戻りましょう。
「陰は陽を制する」とは
「未来が現在を制する」ということです。
私たちがいろいろと試行錯誤を
繰り返すのは、心の精神作用ですね。
「意識」は求心性をもっているので
「陽」の働きです。
「潜在意識」は遠心性をもっているので
「陰」の働きです。
そうすると
「潜在意識は意識を制する」ことになります。
私たちの行動の95%以上は「潜在意識」に
制御されていると心理学では唱えています。
「未来は現在を制する」ことと
「潜在意識は意識を制する」ことは
とても深い関係にあります。
つづきは次回に。