【陰陽論の秘伝②】「潜在意識」は意識を制する

意識の方向性ひとつで「今」が
瞬間で変えられます。

人生をコントロールするには、
潜在意識をコントロールすることです。

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意識の方向性

未来の目標に合わせながら
現在の行動を制御していく

※陰から陽へ

過去の行動から生じた結果を
原因にして未来の目標に向かうと
目標との誤差が大きくなりやすい。

今が悪いのに未来が
良くなるはずがありません。

理想の未来を描いて、
今を修正するから未来がよくなるのです。

未来から現在を見ているのと、
現在から未来を見ているのとでは
「意識の方向性」が違ってきます。

視点が違うと出来上がる
「人生設計図」も違ってきます。

過去から今をコントロール

人生という大きなテーマだと分かりにくいので、
一日の行動計画に置き換えて考えてみましょう。

目標は休日に「ショッピングに行く」
というテーマにします。

当然ながらその日の起床から一日が始まります。

ところが朝起きてから自分が
思っていた通りにことが運びません。

人生も同じで自分の思い通りに
ことが運びませんね。

早朝に友人から食事のお誘いがあったり、
子供に急遽遊びに行こうとせがまれたり、
体調が悪くなり出かけるのが辛くなったりと、

いろいろ状況が変化してきます。
(物事には変化はつきものです)

状況の変化によって生じた結果を原因にして
「ショッピングに行く」のに無理が生じてきます。

そこで友人のお誘いを断るか、
子供の欲求を無視するか、一日中
家にいて休養するかの選択に迫られます。

次々に起こってくる状況変化に
対処するだけで精一杯になります。

「ショッピングに行く」どころではありませんね。

その結果、ショッピングはそのうち時間が
ある時に行こうということになります。

「そのうち、そのうち」といって
月日が流れて行きます。

あなたの人生はこのようになっていませんか?

未来から今をコントロール

一方、未来の目標に合わせながら
現在を制御したらどうなるのでしょうか。

先ほどの例でいくと、
友人と食事するのはショッピング
できる近くの場所で約束して、

食事の前後の時間を利用して買い物をする。

また、友人との条件によって
子供も一緒に連れて行くこともできます。

体調が悪ければショッピングはネット上で
済ませ友人を自宅に招いて食事を共にしたり、

子供と一緒にゲームを
楽しんだりすることも可能です。

ここに書いたのはあくまでも一例です。

視点が変わると手段方法が
変わってくることの例をあげたにすぎません。

未来が今を制する

もう一度、陰陽論に戻りましょう。

「陰は陽を制する」とは
「未来が現在を制する」ということです。

私たちがいろいろと試行錯誤を
繰り返すのは、心の精神作用ですね。

「意識」は求心性をもっているので
「陽」の働きです。

「潜在意識」は遠心性をもっているので
「陰」の働きです。

そうすると

「潜在意識は意識を制する」ことになります。

私たちの行動の95%以上は「潜在意識」に
制御されていると心理学では唱えています。

「未来は現在を制する」ことと
「潜在意識は意識を制する」ことは
とても深い関係にあります。

つづきは次回に。

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