8回シリーズにわたって、東洋思想の秘伝
「陰陽論」をお伝えしていきます。
陰陽論を知り、活用することで仕事や
日々の生活の中での発想が変わり
人生にに変化が訪れます。
ぜひ、読み進めてくださいね。
陰陽で人生を創る
建築物には必ず「設計図」が必要ですね。
逆にいえば設計図なしで
建築物を建てることができません。
同じように、人生を上手に運ぶためにも
「人生設計図」が必要になります。
私はすべての現象を
東洋思想から観るクセがあるので、
当然ながら自分の「人生設計図」も
東洋観にそって作っています。
特に東洋思想の根底に陰陽五行説が
しっかりと根を下ろしています。
陰陽論をヒントにしての「人生設計図」
づくりは慣れないと難しいかもしれ ません。
今回はそんな視点を変えた
「人生設計図」づくりをお伝えしたいと思います。
陰陽の法則
人生は自分の時間空間を
如何にデザインするかということです。
そこで東洋思想の陰陽から発想してみましょう。
その前に、陰陽論に慣れてください。
時間は=陽(求心力)
空間は=陰(遠心力)
時間は感覚なので、
主観的時間の流れは人によって違います。
過去=陽(見える・求心性)
未来=陰(見えない・遠心性)
現在=中庸(色即是空・空即是色)
「陰極まって陽となる」
「陰陽は絶えず変化している」
「陰は陽を制する」
これらの陰陽の法則に
照らし合わせて「人生設計図」を作ります。
陰は陽を制する
まず、法則3
「陰は陽を制する」からいきましょう。
未来は陰の現象です。
陰は遠心性(広がり)なので
未来には無限の可能性が
あると考えていいでしょう。
その無限の可能性から自分の
やりたい目標を決めることです。
これに法則3を当てはめると
「未来の目標は過去を制する」
ということになります。
分かりやすく説明すると、
人生は未来の目標にそって
現在が動いているということになります。
そう考えると、時間の流れが
「未来」から「過去」に流れている
ということになりますね。
この発想は従来の
原因結果の法則がひっくり返ります。
つづきは次回にお話します。